2017年も安定して使い続けているもの(3年以上部門)*1

2017年も安定して使い続けているもの10選(QuzeeBlog@Hatena)
2017年も安定して使い続けているもの7選@hageatama
触発されてみました。しかし自分はすっかり保守化したせいでただ買い替えてないだけという気がしなくもないのですが… あとブログカードが使えなくていい加減はてなブログに移ろうと思いました。

Clarksのスリッポン(わからない年 5年以上は確実)

IMG_6007
脱オタファッションみたいなのが流行った時に、コンバースのスニーカーが推されてたじゃないですか。その瞬間だけ靴に興味が出て渋谷のクラークスで買ったんですが、その靴を買って以来オフの日に履く靴はこれ1足しか持ってません。
ミニマリストでも何でもないんですが、夏だろうと冬だろうとカジュアルだろうと襟付きだろうとコミケだろうと新婚旅行だろうと全日程これしか履いてない。裸足でも履けるし、おばけみたいな靴です。革なのでクリームで手入れしてあげれば全然きれいに履けるんですよね。靴底も減ってるように見えないし、この靴だけ耐久値のパラメータを設定し忘れてるんじゃないでしょうか?
あまりに足と一体化していて万が一無くしたりしたら満足して履ける靴がなくなってしまう。心配なので買い増したくなりましたが、まだ売ってるんでしょうか。

三菱衣類乾燥除湿器 MJ-100GX(4年くらい)

一人暮らしで服が外に干せないand衣類乾燥機がないor電気代が高いなどのお悩みの方に最適のソリューションがこれ。あと風呂場がカビるのが許せない人にもかなり使える。
ニトリのパラソルハンガーなどに洗濯した服を干して、直近にこいつをセットすると、濡れている部分をセンサーで探し出して乾燥した風で狙い撃ちしてくれるので、ただの部屋干しとは別次元に乾きます。梅雨だろうと全く関係ない。大容量タンクに水が大量に貯まるのが見られるのも満足感が高い。風呂場も水滴無くなるレベルで乾く。連続排水という家庭用離れした機能で離島とか湿度が常にマキシマムな環境でも使えるみたい。
弱点は運転音が大きいこと。静音モードもあるが、威力が落ちる。あと夏場にワンルームで使うと室温が上がってちょっと辛い。外出する前に使うのが吉。現行機種はこれ。

G-SHOCK GW-M5610BC-1JF(わからない年 4年以上は確実)

IMG_6060
職業上、秒単位で正確な「時刻」が必要でして、かつ5600シリーズはシンプルなデザインで仕事でも使いやすい。同業者にも使用者が多いシリーズです。
タフネスソーラー&マルチバンド6(太陽電池+電波時刻合わせ)でメンテ不要、コンポジットバンド(メタル+樹脂でひんやりしすぎないのが冬場にうれしく、夏場もべたつかずうれしい)でワンタッチでつけ外しできるのが非常に便利である種の終着点的な一品です。
ブラックフェイスは視認性が劣りますが、締まった印象があって好きです。革命的な何かが起こらない限り今後もこれしか使わない予感があります。

DSC-RX100M2(3年10か月)

IMG_6023
定番RX100シリーズがM5まで出た今、最も中途半端で人気がないと思われるM2ですが、新機種だった時に買いました。劇マスで千早の愛機として登場したり、自分は気に入っています。
M2の位置づけはともかくとして、RX100シリーズから始まった1インチコンデジは様々な意味でちょうど良いのでこれも終着点っぽさがありますね。スマホ連携可能でUSB充電可能というツボを押さえているので、少々の不満*1はありますが、買い換えるには至らないところです。

EOS 40D(10年1か月)

DSC07068
びっくり! 10年買い替えてません。でも5月には交換レンズの「EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM」を買って離島に旅立ったし、要所要所では活躍してます。
スナップなら万能感のあるRX100M2ですが、絵作りをしようとすると一眼レフにはかなわない。そしてHDRや高感度撮影をしないならこの時代の一眼レフも全く遜色なく使えてしまうんですよね。こいつは一応ライブビュー使えるし*2。ここまで来るともはや壊れるまで買い換えないと思われます。

Velbon ULTRA LUXi L

上と付随して絵作りに必須の三脚。一眼レフが載せられて短すぎず重すぎず高すぎず。旅行にも持っていけるし部屋でも使える。ローアングルも行けるし、さまざまに使える定番だと思います。いまだとULTRA 455でしょうか?

FOMA SH-01C(6年11か月)

IMG_6085
W-ZERO3を使いだした時から携帯電話とPDAの2台持ちで、今もXPERIA XZ premiumをPDA側としてこちらが携帯電話側です。
電池が持ってくれて、重要な相手からの呼び出しが必要な時だけ鳴動してくれるというのが2台持ちのメリット。その上こいつ回転2軸とアンテナ内蔵なのでワンセグ見るのに超便利。寝起きにベッドサイドでおはよう日本を見るのに最適なんです。2017年にガラケーワンセグです。しかしワンセグ自体が下火なのか、アンテナ内蔵ってスマホでもARROWS M03/04くらいしか見ないですね…

それ以外にもキー長押しでライトが点灯してとっさに明かりが必要な時便利とか、細かい使い勝手が良いのが気に入っています。物理キー万歳。スマホは万能だけどひと手間多い。そのへん、音声認識に話者認識がついて好きな名前が付けられたら、変わってくるかもしれませんね。何がOKグーグルだ。私は携帯電話をよしこと呼びたい。

*1:マクロが弱い、ワイド端の手ぶれ補正が心もとない

*2:動き物は全くダメですが、物撮りのでの構図確認やピントの追い込みに便利

10年ぶりにノートパソコンを買ってモバイル環境を整えました。

 久々に海外旅行に行くこともあり*1、モバイル環境を整えることにしました。購入したのはNEC LAVIE [Hybrid ZERO] HZ100です。
DSC05642ジャスト新幹線サイズ
 実は初めは超軽量かつ非AtomのピュアタブレットがOffice付きで39,800円は安いな! という理由で見つけたんですが、自分の用途では若干問題がありました。USB Type Cを一つ備えつつも映像出力や充電には使えない! めちゃくちゃ惜しい。有線の映像出力できない&バッテリの持ちがさほど良くないのに5Vのモバイルバッテリーでは充電できない。辛い。

 しかしこいつ元々は2in1の商品で、バッテリとHDMI出力付きのモバイルパワーキーボードと合体できるんですよね。合わせてもかのVAIO Pro 11のタッチなしより軽いときた。Surface 3と違って、完全にクラムシェルとしても使える上に合わせても7万円台だ。激安感はなくなってしまいますが、十分じゃない? → 発注*2

 我慢どころは内蔵eMMCドライブが64GBしかないところですが、microSDに仮想ドライブを作って自動マウントするやり方で対処。現在Cドライブの空きは22.9GBあります。メモリは4GBがジャストサイズ、Pentium 4405YもAtom最上位より上なので自分の用途では問題なし。*3

 自分はこれで10年来の付き合いになっていた、出番が少ないわりにWindows 10化済みのThinkPad X60sと、電源周りの不安定さで力が発揮できていないThinkPad 8を退役させる予定。8しか入らないバッグは、今後買い替える予定…

ライバル*4との比較

Surface 3
  • 〇ちゃんとクラムシェルになって膝上や新幹線の机で使える
  • 〇最安スペックでもメモリ4Gで安い
  • 〇ピュアタブレット状態で200g以上軽い
  • ×eMMCの容量が64G
  • ×ペンが使えない
  • ×5Vのモバイルバッテリーで充電できない
  • Atom x7 Z8700とPentium 4405Yはあまり性能に差がない
VAIO S11やPro 11
  • 〇2in1である。
  • 〇軽くて安い
  • ×処理速度が劣る(CPUの熱設計がY、SSDでなくeMMC)
  • ×液晶が120度くらいまでしか開かない(VAIO S11は145度)

結局同価格帯では目立ったライバルがいなさそう。マグネシウムリチウム合金使いながらこの価格なの、利益出てないんだろうな…。主流になれない機種を好きになると後継機がなくて困る問題がなあ。その辺LAVIE Note Mobileは無理してなさそう。

*1:衝動買いの大義名分です

*2:ということでキャンセル不可の通販で発注した後、キーボード付きだと上位モデルのHZ300/DABと最安値が違わないことに気づいてちょっと後悔した。最初からキーボードが欲しい場合はそちらのほうが良いですね。

*3:なお素直にHZ300買ってればどちらも余裕でしたね…

*4:自分がかつて欲しかった機種

ポータブルブルーレイプレイヤーのアンバランスなレトロ感

Blu-rayってシャキッとした現役メディアなのに、ポータブルプレイヤーの末期感がすごいと言う話。バッテリ環境におけるディスクメディアとか、モーターぶん回さないといけない時点でエネルギーの無駄遣いでしか無いわけで、合理的じゃ無いのは分かるのですが、それにしたって選択肢が限られすぎています。CDのようにシリコンメディアにうつす手段が無い以上、持ち出すにはディスクを再生するしかないのだし、もう少し何とかならないのでしょうか。地デジが映るカーナビにさえ、全く載ってくる気配が無いのはどうしたことでしょう。単体製品もパナソニックはすでに商品廃盤、ソニーも機能削減された廉価機1機種のみしか無いなど、ほとんどポータブルCDプレイヤー並に末期的な状況です。

驚きのスペック

BDP-SX910というのがソニーの唯一の現行製品なのだが、スペックがすごい。まず9V型という画面サイズでありながら解像度が800×480しかありません。その上で視野角も狭ければ、グレア液晶でも無い*1あたり、徹底して映像品質を捨てに来ており、Blu-rayの存在意義を完全否定していてかっこいいです。普通1024x600等の解像度で申し訳程度でもBlu-rayに意味を与えてあげるんじゃないのでしょうか*2


一方音はと言えば、見事に高音しか出ないポータブル機器内蔵らしいチープなものです。良かったステレオだ!というレベル。2つ折りでボディ側は空間が有り余ってそうなのに、容量稼いで低音を出していこうという発想は無い模様。また、バッテリによる再生時間が5時間というのは、頑張った点かな? と思いましたが、取り外し不可なので予備バッテリで運用時間を伸ばすことも出来ないし、よく見たら輝度は最低が前提でありちょっと残念ですね。付属品にシガーソケットアダプタがついていて、車載運用にどうぞ! という感じなのですが、コンポジット映像出力が省かれているので、カーナビの外部入力には繋げづらい。ヘッドレストにぶら下げて後部座席のお一人様用というのが現実的な線ですね。


そしてBlu-ray 3Dに非対応なので、バッテリー駆動のヘッドマウントディスプレイ、HMZ-T3と組み合わせてお外で立体視!等も出来ません。BD-Liveなどコストに見合わない物は徹底削除です。せめてキズ防止のために持ち運び用のポーチぐらい付けて欲しいです。

デザイン

デザインはソニーの文法に則っていてちゃんとしてるんですが、残念ながら物理的に安い作りですので限界はあります。金属素材で薄型シャープなデザインが好まれる中にあって、アールの緩いもっさり感と1.3kgという重量はとても2013年の機械とは思えないレトロ感を演出しています。そんななか、操作系のみが静電容量のタッチ式なのがイマドキ感でしょうか? しかしスライド式の電源スイッチといい、ユニバーサルデザインとしてはむしろ不利ではないかな、と思います。

まとめ

地デジポータブルテレビ+BDプレイヤーなど、通販とかでウケそうな要素で賑やかだった時代もとうに過ぎ、限られた需要のために細々と残っている感しかないポータブルブルーレイプレイヤーですが、光学ドライブ付きのモバイルノートパソコンも滅びてしまった今、買っておかないと後で後悔しそうなので確保しておきました。音楽配信はかなり浸透しつつあり、むしろハイレゾなどはそっちで買うのが主流になりそうな雰囲気ですが、映像コンテンツもそうなっていきませんかね。ハイレゾの映像コンテンツが、オンラインで1回買えば家でもスマホでも見られるようになってくれるまで、スキマで活用する予定です。あとはBlu-rayプレイヤー無いお宅に行くときとかね。

*1:モバイル機器としては映り込みを考えると正しいともいえる

*2:前モデルはその一線をギリギリ保っていましたが、コストダウンの前に陥落した感じですか

人生を変えた10曲、みたいなもの

人生を変えたとまでは行かなくても、音楽の趣味を変えたという意味で。今でも聴きたい曲を中心にセレクト。

小田和正 ラブ・ストーリーは突然に (小学生の頃)

動画
いわゆる一般の邦楽を聞いていたのは小学生の時なんだけど、特に印象に残っている曲として。
他には松任谷由実のアルバムLOVE WARSを良く聞いていた。 WANDERERSが好きな曲。
WANDERERSは三菱ミラージュのCMソングでした。車で言うとF1のTRUTHも忘れられない(ここで触れるか?)。
小学生の時からいまでも好きです。

槇原 敬之 どんなときも。 (小学生の頃)


小学生の時に良く聞いたなあと言う曲の一つで、カラオケで困ったときソングその2。
(その1はスピッツ ロビンソン)
君は誰と幸せなあくびをしますか。は邦楽で最初に買ったアルバム。 (聖剣伝説3の後に中古で買った)
カラオケで困ったときに、小学生時代記憶をたどることはよくあるが、
ブルーハーツ リンダリンダ、TRAIN-TRAIN、爆風スランプ RUNNERも同じ流れではある。

マイケル・ジャクソン スリラー (小学生の頃)

 3分25秒まで飛ばそう
他にもジャネット・ジャクソンとか マルティカとか、親が借りてきたCDの影響もある。
洋楽でいうと「ゴーストバスターズ」も大好きだったな。

FF5 バトル1 (小学生の頃)


BGMという切り口でゲームに興味を持ったのはこの曲が決定的な影響を持ってる。
ロマンシング・サガ3の各種戦闘曲や聖剣伝説2、3の各曲などスクウェアRPGから入った。
で、人生最初に買ったアルバムが 聖剣伝説OSTですね。
後はタクティクスオウガOSTも忘れられない。

悪魔城ドラキュラSFC) シモンのテーマ (小学生の頃)


ストリートファイターIIが人気で、友達に借りようと思ったらじゃんけんで負けて
代わりに借りたのがこれだったんだけど、
変なタイトルからは想像できない、衝撃を受けるほど演出がかっこいいゲームだった。
これ以降コナミ矩形波倶楽部のCDを腐るほど大量に購入するのであった。
Bloody TearsVAMPIRE KILLER、そしてグラディウスやサンダークロスのSTG曲へ…
中学生〜高校生はこれとスパロボの曲が9割、残りがLeafAQUAPLUS)の楽曲聞いてた。
ちなみにleafの曲を一つ選ぶなら「雫 瑠璃子のテーマ」。

涙を越えて (小学4年生の頃)


合唱曲ですね。歌うのが好きだと気づかせてくれた曲。
小学校5年ぐらいに声変わりが始まっていたんですが、かなりの間ソプラノで通してました。
小6で大地讃頌をやる頃にはさすがに周りに合わせてた記憶がありますが。

ゲッターロボ! (中学生の頃)


第4次スーパーロボット大戦にカラオケモードって言うのがあったんですが、
主題歌はどれもすばらしくて、聞きまくった挙句サントラCD、その後原曲CDへの購入に走りました。
エルガイム―Time for L-GAIMやマジンガーZコンバトラーV、等数え切れん。
歌いやすくてテンションが上がるのが楽しい。
カラオケに行ったらもうアニソンしか歌わない勢いになった。

ハッピー☆マテリアル (2005年)


今のネットの友人ができる原因になった曲。1位にするオフ。そういう意味では人生が変わった。
OPのオリジナル笑顔(作画)とかも懐かしい。
イベント初遠征とかもした。(鈴鹿8耐ネギま!)
その前段で、声優系に興味を持つ原因になったのは桃井はるこ 愛のメディスン。

田村ゆかり fancy baby doll (聞いたのは2007年)


田村ゆかりとか全然知らなかったのにいきなり、
ライブ「Sweet Milky Wayパシフィコ横浜」の最前に連れて行かれて、「せかいいち かわいいよー」コールで
世界の何かが変わったと感じさせられた曲。
今でもこの曲とコールのためにライブに通っていると行って過言では無い。

初音ミク moon (聞いたのは2007年)


初めて聴いた曲はwhite letter 、ニコニコの課金を決意させた。
その後2007年中パソコンに張り付いて楽曲をあさる毎日に突入。moonが今でも一番好きな曲です。

自分の録画環境と、顛末とnasneを入れたらどうなるか?

自分の録画歴は2005年の4月にRD-H1(Strike)を買ってからだから、7年か… もうそんなに経つのか。見るだけで消す安価で手軽な録画マシンという側面と、ネットワーク機能を活用してPCで番組視聴&録画データをバックアップという多機能ぶりがヒットした機種だった。当時はアナログで楽に色々出来ましたね。


凡を経て、torneとD-TR1を導入したのが2010年だと思います。torneはもう地上1チューナーじゃ全然我慢できない体なの! って言う問題(BS11が入らないとダメなの!)と、HDD容量が320GBではいかんともしがたく、外付けHDDはUSBハブをつなげてこれ以上ぐちゃぐちゃな配線をさらに悪化させるのは我慢ならん! という理由で1クールぐらいでメインの座を降ります。D-TR1はRD-H1の再来か! と思って結構気に入っていたんですが、torneに慣れると、インタフェースがかったるくて死にそう。でもBSが行けるのが良くて、メインをD-TR1、裏番組録画をtorneという使い方をしていました。しかし、どっちをどれで予約したか分からなくなって破滅。


投資した金額からいっても2番組録画対応BSチューナー内蔵のレコーダー買った方が明らかに良かったと思います。 でも、普通の製品買っても面白くないしなあ。結局、嫌々ながらもAMDのE-350マザー+PT2を導入してしまったのでした。ソフトの設定が面倒で死にたくなりましたし、最初はB-CASリーダーが良くこけて暗号状態のtsが生成されて悲しかったです。紆余曲折を経て思っていたより安定して運用できるんですが、やっぱりたまに録画できてません。時計がずれてたり、家に固定のネット回線が無い*1のも一因ではあると思います。その点放送波だけで完結できて安定性の高い家電製品は良いなあって思います。


nasneならPS3のUSBは減らないし、nasneにHDDをぶら下げられるので、PS3周りの配線をごちゃごちゃさせずに録画ソリューションが完成するので良いですね。よし買おう。500GBのNASのとこの悩みの解消効果を考えればタダ同然とも言える価格設定じゃ無いですか。ま、外出中は家にネットが無いので、外から番組予約は出来なくて、NAT越えさせてドコでもテレビやーデジタルロケーションフリーやって言うのも出来ないのですごい残念なんですが。

*1:WM3500Rだけで生活してるんです!

nasneについて考えてみた。

SCE、PS3やVitaと連携する新デジタルレコーダ「nasne」−torneで制御。3波チューナ/500GB内蔵で16,980円(impress)
torneは「安い」「サクサク」「簡単」「機能追加可能」な地デジ録画マシンをPS3の強力な処理能力とインタフェースを利用して実現、100万台を売り上げた。nasneはどうか?

16,980円は安いか

前作torneは2010年3月発売で9,980円だった。同時期のPC周辺機器のフルセグチューナーより安めで、同時期のワンセグチューナーのちょいテレぐらいの価格だった*1nasneは名前の通りNASと比較して欲しいのだろう。アイオーデータのHVL-AVシリーズがDTCP-IP対応のNASだが、容量1TBで定価16,800円のようだ。実売だと1万2000円を切るようだが、チューナーは無い。NASとかわんない値段なのに、サクサクUIでこんなにできる! って言う驚きを演出するには適当な価格なんじゃ無いだろうか。


ただ、絶対的な価格として1万6980円を気軽に出せるのか? と言う点はある。ネットワーク部分を如何に訴求できるかにかかっているかな。


もう一つ、ハイエンドユーザー向けの話になるが、レグザサーバーと比較してみる。
東芝、6ch/15日分を録画/配信する「レグザサーバー」−5TBで20万円。全録+タブレット配信+BD+3D再生(impress)
レグザサーバー、6ch(8番組同時録画)&5TBで20万円。nasneは最大8台まで行けて8ch 4TB、13万5840円。安い! いやBD部分を入れたらとんとんかもしれないし、8個nasneをつなげた様を見るとちょっとアレだが… しかし大量の番組を裁くときにこそトルネのUIが力を発揮するわけですよ。

サクサクか? 簡単か?

これはtorneのUIが使えるので引き続きサクサクなんだろう。ネットワーク経由でチューナー増設という発想はレコ×トルネが布石にあるんだと思う。
torneの新機能「レコ×トルネ」を試す−レコーダと連携し、BS録画/再生。「ライブ」も強化(impress)
西田宗千佳の ― RandomTracking ― torne 3.0アップデート。レコーダ連携/ライブ強化を語る〜SCE、torne開発チームインタビュー〜(impress)
簡単かどうかはネットワークが絡んだ時点で、?がついてしまうが、PS3ユーザー向けということを考えると家庭内LANはあるんだろうし、つなぐ線の数も1本増えただけなんだから何とかなるんじゃ無いだろうか。

PS3の周辺機器からOne SONYを体現する製品へ

ソニーほどAV&ネットワークを一つの会社に高いレベルで抱えてる会社は他には無い あとはここの製品が連携さえすれば… 等と言われ続けてはや何年だろう? そういう意味で今回のプレスリリース(PDF)SCEIPS3、PS Vita、SONYVAIOSony TabletソニーモバイルのXperiaソネットのGガイド.テレビ王国とてんこ盛りであるし、平井社長からのメッセージも添えられていて、強くOne SONYを意識した製品なんだなーって言うのが伝わってくる。しかし汚い(理由の無い)囲い込み(ソニー縛り)だと思われないように、ちゃんとメリットを出していって欲しいなと思うが。
本田雅一のクロスオーバーデジタル:ソニー・エリクソンがソニーになって変わってほしいこと(ITmedia)


ちなみにパナソニックの取組としてはお部屋ジャンプリンクというのがあるな。

BS/CS対応のtorne2を出せば良い話だったのでは?

これはその通りだと思うし、100万台も売れているなら既存の路線の細かなニーズをケアしていくことも大事じゃだと思う。ただ限られたリソースをつぎ込むなら、今までの製品のアップデートより新しい分野を開拓した方が得るものは大きいと判断したのでは無いだろうか。tornePS3の豊富なリソースとインタフェースを使った実験場の1プロダクトなんだろうし。torneのソフト開発スタッフ2人とかでしたよね? 後はアーリーアダプター・ハイレベルユーザーに、せっかくだからもっと色々できるな製品をぶち上げて新しい方向のニーズ開拓をして見たいという意図もあっただろう。だからnasneをぶち上げた後で良いから簡単シンプルなtorne路線も続けてケアして欲しいと思う。

torneの発想を生かして一つに完結した製品が出ないのか?

これはSCEIではなくて、ソニー本体がやるべきだと思う。社内政治のしがらみでSCEIには出来ないのだというより、SCEIPS3の付加価値を高める仕事をするべきだからであるし、既存の家電売り場に置くということは熾烈な他社製品との競争に身を置く事になるため、ものすごいリソースが必要になる。星取表ですべてのスペックにおいて比較されて、わずかな価格差で他社にシェアを持って行かれてしまう世界。その売り文句、500円価格を上げるのに耐えられるの? つまりサクサクなインタフェースを実現するために高価な石*2乗せたところでお客はくるの? みたいな世界で、厳しそう。iPhoneみたいなほかの機種を圧倒するほどの存在感があれば、高かろうと平気なんだろうけど、torneがそこまで革命的かというとそれほどでもなさそうだし。それにPSXみたいにソニー本体のものすごいリソースを使って失敗した前例があるし、なかなか難しいのかなー?


つーか本田雅一さんが記事書けば済む話なのでw、これ以上は辞めとこう。

*1:バッファロー、「番組持ち運び対応」USBワンセグを値下げ−8GBメモリ内蔵モデルが約26%値下げの12,075円に

*2:石自体の値段は下がっていたとしても、全く別系統の石を採用してソフトの開発が振り出しに戻るなら同じ事ではある。

ダメソニ2012(痛車会場)に行ってきた

行ってきました。痛車イベントには他にも痛Gフェスなどに行ったことがあるのですが、ここは入場無料な上に屋内で寒くもないしトイレも近いとかなり良い環境でしたね。会場スペースの都合上か、参加台数はちょっと少なめでしたが。

Flickrのset

印象に残った車を何台か。
IMG_2652N2
トータルコーディネート! 文句なしにかっこよかった。


IMG_2740N2
D1車両風(ステッカーはM1)プレリュード。結構走りそうな外見でかっこよかった。


IMG_2680N2
車はノーマルだけど、デザインはばっちりな例。


IMG_2729N2
痛板も積載。

IMG_2841N2
有名なシュタインズゲート公式痛車。今回はUDX賞を受賞してました。車の仕様自体もものすごいスパルタン。1名乗りです。


IMG_2744N2
今回の人気投票No.1。やっぱり大きい方が有利なのかな?