LOOX U/B50をXP化した(詳細) その1

特に目新しい情報はありません。作業メモ(日記)です。

OSを用意する Windows XP Home Edition SP3 DSP + HDD

LOOX Uはタッチパネルを搭載しているので、それを生かすためにはWindows XP Tablet Editionが最も良いはずだが、日本の富士通が動作確認しているのはHome Editionのみのようである。海外の富士通のサイトにはTablet Editionのドライバも用意されているので、自己責任の下で試すことは可能。しかし肝心のOS自体の入手経路が限られているのが問題。


ここで余り冒険したくなかったので、素直にWindows XP Home Edition SP3のDSP版を秋葉原の自作ショップで入手した。SP3(DVD)とSP2(CD)が併売されており、SP2の方が1000円ほど安価だったが、大量のパッチのダウンロードと統合ディスクの作成をする手間が惜しかったのでSP3を購入した。


ちなみにDSP版のライセンスを遵守するためには同時購入したパーツを組み込んで使用することが求められる。LOOX UはCPU、メモリ共に交換不可能なため、ライセンスを遵守するためにはHDDとの同時購入ということになる。またHDD交換することで、元のHDDにはVistaの環境を残したままにして置けるというメリットがある。XP化がうまくいかなかった場合の保険にする。


HDDを選ぶ。私が購入したLOOX Uには東芝製の1.8インチHDD MK6028GALが内蔵されていた。5mm厚タイプでインターフェースはLIF。買い足すからには容量を増やしたいので、120GBのMK1214GAHを選択した。これは8mm厚タイプだが、LOOX U/B50は対応している。1万6000円ほどだった。


OSと合わせて3万円超の出費となってしまう。今までLOOX Uを我慢していた人にとって、最初からXPが導入されているうえに安価なLOOX U/Cシリーズはいいごほうびじゃないかと思うが、Vista搭載のU/B50と過ごした日々も悪くはなかったといっておく。