キヤノン、デジカメ春の新製品発表
ティーザーの中身はやっぱりたいしたこと無かったけど、EOSの新製品EOS-1D Mark IIIが登場したのがトピック。あとIXYのイメージキャラクターが中田英寿からオダギリジョーへ。
EOS-1D Mark III
プロ向け一眼レフEOS-1系の高速連写タイプ。価格は50万円。注目されていたセンササイズは据え置きで、1Dと1Ds系は並存するようですね。
- APS-H 1010万画素 CMOSセンサ
- 連写スピードが最高10コマ/秒に、1〜10コマ/秒任意設定可
- サイレント1枚撮影モード
- DIGIC IIIデュアル
- ライブビュー対応
- E-330のType Bと同じくマニュアルフォーカス専用
- 新バッテリLP-E4で詳細なバッテリ情報が取得可能に
- 250万画素相当のRAWファイル、sRAWフォーマットが追加
ほかにもアップデートはたくさん在りますけど、ライブビューに対応したのは興味深い。ちっちゃく書いてあるので見落としそうでしたがw EOS 30D後継でも載せてくるだろうか。
Powershot TX1
高倍率ズーム縦型動画デジカメ。キヤノンがこういう分野に手を出してくるとは意外。ハイビジョン動画も撮れるのが売りですが、なぜか動画フォーマットはMotion JPEG。いい加減もっと圧縮率の高い形式を採用しようよ。Powershot S1のときもそうでしたが、微妙な仕様で出してみて後で改良する作戦だと見た。動画撮影時も顔検出ができるのが何気にトピックかも。TX2に期待。
IXY DIGITAL 10 / 90
2桁コンパクトタイプのIXY。デザインチェンジと小改良がメイン。デザインはAPSカメラの初代IXYを髣髴とさせるツートンカラー。
改良ポイントは従来から要望が出ていたところで好感が持てるが、広角でも高倍率でも光学手ブレ補正付でもないので地味なカメラではある。基本機能がしっかりしてるので悪いわけではない。デザインで買うカメラ。
Powershot A570IS
写真入門に最適なマニュアル系コンパクトカメラ。DIGIC IIIの機能に対応して、ISも付いた。コストパフォーマンス最強。オススメ。
ニコンがCOOLPIX S50cなどの無線LAN対応モデルを継続して出しているのに、キヤノンはIXY WIRELESS以来音沙汰なしなのがちょっと気になるかな。そういう方面にもっとコミットして欲しい。