複合機06年モデル徹底攻略ガイド:第2回 今シーズン注目の複合機8モデルをチェック(ITmedia)

発売されてしばらく経ちましたね。プリンタは力はいってるモデルとそうでないモデルがあって面白い。例年エプソンはハイエンドだけ力が入ってて、キヤノンはミドルレンジまで手が込んでる傾向ですが、今年もそんな感じ。


A970はA900以来の基本構造を継承しつつも、DVDコンボドライブが付いたり気合いは入ってます。遂にパソコンなしで写真の管理までもが完結するプリンタが登場したという意味では画期的。でもユーザー層的にはもっと下のクラスにこそ欲しい機能だと思うな。


A920は電動のDVDトレイとか両面印刷・カセット給紙とか気合い入ってます。外装が安っぽいのと、すっきりしないボディのデザインが気になるが。A820は割と手抜き。末期のA890と似たような価格だし、スキャナが弱体化してる。ライバルのMP600に対しても見劣りする。一番売れてるって事はエプソンの利益に貢献してそう。


MP960は手抜きかな? MP950からの進化ポイントはMP600でも味わえる事を考えるとあんまりうれしくない。MP810は例によって莫大なノズル数を生かした高速印刷がすごい。しかしなんか写真の色味が薄いような。


MP600は価格を考えると相当気合いが入ってる。前年のMP500と比べても金がかかりそうな液晶が改善されてたり、手書き合成も出来るようになってたり、9画像同時表示が出来たり、Easy-Scroll WheelはMP960とも同等なわけだ。こいつが良く出来すぎていて、上のクラスを買う気が起きない。


あと前からこの記事は気になっていたんだが、このレビュアーは使い方が分かってないだろ。

ダイレクト印刷とコピーの用紙設定が共通で、個別の機能ごとに用紙設定を保存できない点は改善の余地がある

給紙トレイ毎に設定を保存しているので、コピーは前面カセット・ダイレクト印刷は背面オートシートフィーダにすればいいだけの話。用紙の入れ替えの手間もなくなる。給紙位置まで保存してくれっていう意味なら通じるが。