キヤノン、コピーの再現性が向上したデジタル複合機 〜上位3機種は9,600×2,400dpi印刷に対応(impress)

MP950 フラッグシップ複合機[キヤノン製品ページ]

 複合機のコピー用途において顔料ブラックインクはかなり有効。自動両面印刷・前面給紙カセットなどMP900に欠けていた重要な機能がすべて揃っており、弱点が無くなっている。液晶は3.5インチTFT。ただこれは去年のシリーズがSTNだったのがおかしい。


 プリンタ部はiP7500と共通。スキャナは3200dpiと800dpiのデュアルCCD。プッシュスキャン機能が復活。エプソンのA900にしかなかったCDレーベルを本体のみでコピーする機能も搭載してたりする。Bluetoothによる無線プリントがオプションで利用可能。


非常にふがいなかったMP900と比べると見違えるほど良いプリンタになった。

MP800 ミドルクラス複合機[キヤノン製品ページ]

 昨年ヒットしたMP770の後継機。プリンタ部は4色染料+顔料ブラックの5色。9600x2400dpi 1pl 3584ノズル。スキャナは2400dpiと600dpiのデュアルCCD。液晶は3.5インチだがTFTってかいてないからSTNなのかもね。その他機能はMP950と共通。

MP500 コンパクト複合機[キヤノン製品ページ]

 CCDスキャナ搭載の複合機は本体サイズの大きさから敬遠されがち。そこで各社CIS搭載の複合機が復活することになった。スキャナ部は1200dpiのCIS。プリンタ部はiP4200と同等。液晶は2.5インチ。上位2機種と比べて赤目補正機能が無い模様。変な差別化。他の機能は同等。


 ライバルはPM-A750だと思うが、前面給紙・両面印刷・CD/DVDレーベル印刷機能など機能に大きな差があり、その分価格もやや高め(+5000円ほど)で登場するようだ。

MP170 コンパクトローエンド複合機[キヤノン製品ページ]

 3色一体インク+ブラック顔料インクのコンパクトで安い複合機。安くするために同梱インクまで少容量品になってたりする。インクコストを抑えたければ別途大容量インクを買いましょう*1。インクはこの機種専用の新型。安い機種だが印刷はそこそこ速い。

*1:ただなめたことに1月発売なので年賀状には間に合わない