京ぽん2とお別れしてきました


初代京ぽんAH-K3001Vから3年? 遠いところまで来たものだ。初代のOperaはあまりに重くて結局それほどデスクトップモードでは使わなかったけど、それでもQVGAの情報量は圧倒的だった。そしてブックマークレットによる機能拡張に驚いた。しかしあの頃は些細なことで一喜一憂していたなぁw


05年9月には最強の京ぽんであるWX310Kが発表され、その情報でウィルコム系サイトは大いに活気付いた。従来のPHSにはありえない高機能ぶりにみなが驚嘆したのだった。たぶんこのサイトの情報も最もこの頃が充実していたようなww フルブラウザ・動画再生/撮影・MP3再生・Flash・オフィスファイル表示・外部メモリ… 夢が詰まった端末でしたね。


その後”あのW-ZERO3”が発表されてから、京ぽんウィルコムにおけるハイエンドの座を降りるわけですが、「携帯電話」としての立ち位置からすればW-ZERO3は携帯ではなく、通話機能付きPDAに過ぎないと思っていました。そして私はWindows Mobileの前身であるPocketPCを良く知っていたので、静観していたのです。


[es]がリリースされたときはW-ZERO3シリーズの勢いを感じて、買うことにしました。京ぽん2は半ば忘れ去られ、ウィルコムの主役はW-ZERO3になっていたからです。私もなんだかんだ言ってWindows CEとは腐れ縁でしたし*1w ただやはりポケットに入らない端末をメインの携帯電話にすることは出来ず、結局通信機能付きPDAとして使うに留まっていました。


その後、京ぽん改2(WX320K)がリリースされたもののさほど話題にはならず(W-OAMで通話品質を改善した優等生ではありますが)、Advanced/W-ZERO3[es]ティーザーが始まるのでした。実際に登場したAd/[es]は期待を裏切らない端末でした。そして、ズボンのポケットでの収まり(厚み)において京ぽん2を上回ってしまったのです。


結局これが決め手になって京ぽん2は廃止が決定。かなり痛んできてバッテリの持ちも悪くなっていたのと、ソフトバンクを含めて3つもある回線を整理したかったこともあり、ついにメイン端末をW-SIMに移行して一本化することになったのでした。メイン端末には安定していてもらわなくては困るので、フルリセット後はがちがちなカスタマイズは控えて安定した環境を構築することに努めますw

*1:このページの始祖である”みうゼノずPage”はWindows CE関連のサイトでした